楽しい塾は危険?

塾に行きたがらない子供は困ったものです。
ですので、毎回自分から進んで塾に行ってくれると親としてはうれしいものです。
もちろん塾で勉強をすることが楽しいのであれば非常に喜ばしいことですが、必ずしもそうとばかりは限らないケースが実際にはあるのです。

中学生は友達と一緒の時間を過ごすことが楽しいものです。
本当は嫌なお勉強であっても友達と一緒であれば楽しく感じます。
友達と一緒に切磋琢磨して勉強するのであればそれは構わないのですが、先生の目を盗んで授業中も友達をしゃべっていたり遊んでいたりするようでは成績アップにはつながりません。

特に集団塾であれば先生の目は行き届かないこともありますし、学校と違って勉強しない子にいちいち注意していられませんから、そういう場合にはただ通っているだけで勉強はしていないという状況になってしまいます。

個別指導の場合は、先生と生徒の距離が近く、ましてや先生がアルバイトの大学生であれば本来勉強をすべき時間を雑談で過ごしてしまうということもあります。

もちろん雑談をすることによるメリットもたくさんありますし、それが個別指導の良いところでもありますが、それが毎回続くようではただおしゃべりをしに塾に行くことになってしまいます。

個別指導であれ集団塾であれ授業のあとに宿題が出ます。
これはその日に習ったことの復習であったり、覚えたことの確認であったりと成績を上げるためには必要なステップです。

しかし、家で勉強をしない子はその宿題に手をつけないまま次の塾の授業の時間になってしまいます。
塾では丁寧に1つ1つ教えてくれますからわかった感じ・できる感じになりますが、それがなかなか身につかないのでテストなどの結果に結びつかないということになります。

毎回きちんと塾に行っているのになかなか成績が上がらないという場合にはこのようなケースも考えられます。
実際塾でどのように過ごしているかは親の立場からはわからないですし、子供も自分から話すこともあまりないと思います。

子供の「塾が楽しい」という言葉に安心せずに塾での振る舞いについて塾の先生とコミュニケーションを取ることをお勧めします。

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