説明的文章の読解

国語の学習の仕方がわからないという声をよく聞きます。

英語や数学に比べると、
・何を覚えて何を学べばいいかわからないということ
・日本語なので何もしなくてもそこそこできそうな気がするということ
・正解・不正解の基準がわかりにくいこと
などの理由があるのではないかと思います。

国語の勉強についてもいろいろな単元や分野があるのですが、その中でも特に勉強の仕方に困りやすい長文読解について書いていきたいと思います。

現代文の文章は、大きく説明的文章と文学的文章があります。
説明的文章とは論説文や解説文のことで、何らかのテーマについて著者が自分の意見や考えを述べているものです。

その意見や考えの説得力を持たせるために、きちんと問題を定義して、実験や観察の結果を用いながら順序だてて論述しているという特徴があります。

そのために、説明的文章では全体の課題をしっかりと認識することが重要です。
「この文章は何について書かれたものですか?」「この文章で言いたいことは何ですか?」という問題は必ず出てくる設問です。
話をわかりやすくするための事例に捉われずに全体感を見失わないようにしましょう。

それでは具体的にどのようなことに気をつけて文章を読んでいけば良いのでしょうか。

まず文章構成を正しく理解することです。
説明的文章は、基本的に「序論・本論・結論」や「起・承・転・結」で書かれています。
そして、全体として何について書いているかというテーマは最初に、著者がこの文章を通して何を言いたいかという結論は最後にあるというのが原則です。
この原則を理解しておけば、大きく混乱することはないと思います。

それでも、特に長い文章の場合は、読んでいるうちに事実と意見がごっちゃになってわからなくなって混乱してしまうことがあります。

そんなときには接続詞に注目すると良いでしょう。
代表的なものは「つまり」です。
それ以外にも「したがって」「要するに」などがありますが、それまでに書いてきたことをまとめる文章や言葉がその接続詞に続いて出てくるはずです。

また、「しかし」「けれども」などの逆説の接続詞も重要です。
なぜならそこまでの文章から流れが変わるときの目印だからです。
途中で「言っていることが変わったな」というときにはこの接続詞に注目しましょう。

文章の主題をまとめるに当たっての基本は5W1Hです。
小説や随筆とは異なり、説明的文章はこの5W1Hが記載されていることがほとんどです。
その5W1Hがそれぞれの段落や小項目の中でどうなっているのかを整理しながら読み進めていくと、全体の大きな流れは見落としにくくなると思います。

説明的文章はある程度パターンが決まっているので比較的対応しやすいと思います。
混乱するようであればアンダーラインを引いたり〇で囲んだりしてもいいかもしれません。
文章の流れが頭に入ってくるようになれば、問題も解くことができるようになると思います。

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