成績が伸びにくい子の原因

基本的には勉強すれば成績は上がっていくはずなのですが、すぐに成果が出る子となかなか成績につながらない子は確かに存在します。

そしてなかなか成績が上がっていかない子は結果が出ないことに疲れてしまって余計に勉強しなくなってしまうということになることもあります。

それでは成績が伸びにくい子の原因はどういったことがあるのでしょうか。

まず睡魔に襲われやすい子ということがあります。
小学生・中学生は毎日きっちりと睡眠を取らなければいけないことは言うまでもありませんが、実際には友達付き合いもあるし、部活や習い事に取り組んでいることもあって実際に必要な睡眠時間を確保できていない子もいると思います。

そういう子は授業中や勉強中に頑張って起きているつもりでも脳が十分に起きている状態ではないため勉強内容が頭に入っていきにくくなってしまいます。
そういった場合はどうしても勉強したことが結果に結びつきにくくなってしまいます。

次に気分屋である子ということがあります。
気分屋という性格は、決して悪い性格ではなく、好きなことには熱心に取り組むといういい面も持っています。

しかし、成績を伸ばすということに関してだけ言うと、理解できていない項目をできるだけ作らないということが大きな要素です。
理解できていない分野があると、そこからつながる分野の理解度がどうしても薄くなります。

気分屋の子は理解できていない分野の勉強となると気分が乗らないということになりますから、苦手分野の克服に他の人よりも時間と手間がかかり、成績が伸びにくくなってしまいます。

それから忘れ物をしやすい子ということがあります。
これは出された宿題をしないから成績が上がらないということではなく、忘れ物をしやすい性格の子が、成績を上げることに苦労しやすいということです。

これは、親や先生に言われたことややらなければいけないことを整理したり順序だてて行ったり優先度を感覚的に判断したりということが得意ではないという意味です。

こういう子は本当に勉強しなければならないことや覚えて理解しておかなければならない大事なことが抜けてしまったりしてしまいます。
これではせっかく勉強しても成績につながりにくくなってしまいます。

このような原因はいずれも性格的なことなので簡単に直せるものではありません。
また、その子の長所を消すことになる危険性もあるので無理をして直す必要もないと思います。

大事なことは、その子それぞれの性格に成績を上げていくペースが違うので、成績が上がらないのは怠けていたりサボっていたりするということと考えるのではなく、長い目で見てあげることではないかと思います。

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