プロが教える「賢い塾選び、失敗しない塾選び」のコツ②

こんにちは。
先日幸町三小の子どもたちにチラシ(カントリーマアム入り)を配っていたら防犯ブザーを鳴らされた、千葉みなと教室の高松です。

長年塾業界に携わってきた者として、みなさんに有益な情報をお伝えしていきます。
大手の塾に通われている方、これから塾を検討されている方に「あー、そういうことか」と実感していただける内容にしていきます。

今回は「賢い塾選び、失敗しない塾選び」のコツ第2弾です。
今回はお金の話です。

1年間費用で比較すること!

保護者の皆さんは「費用が安くて最大限にお子様の成績を伸ばしている塾」が一番の希望ですよね。
かけた費用対成績向上の幅が大きければ大きいほど、塾選びは「正解」となります。

私たちミチテクも同じ想いで教室を運営しています。
コストパフォーマン(コスパ)が最高の塾を見つけ、「入れて良かった」と思えるコツをお伝えいたします。

みなさんがいくつかの塾を検討する場合、費用を比較すると思います。
ここで重要なのは「年間費用」で比較すること。
授業料はそれほど高くない、良心的に見えても「管理費」「設備費」「教材費」でえげつない金額を上乗せしている塾は少なくありません。

特に大手の本社ビルを構えているような塾は、中に役員(取締役を呼ばれる人たち)がいて、本部社員がたくさんいますがこの人たちの給与は皆さんがお支払いしている「管理費」「設備費」から賄われていると思って間違いありません。
取締役が3人いたら3,000万円です(少なく見て)。

そして2月~4月にTVCMを大々的に流している塾はワンシーズンで3,000万~5,000万円(もっとかけているかもしれません)使っています。
チラシ代も1教室あたりワンシーズンで15万円~20万円くらいは普通にかけています。
皆さんが大手塾に納めている月に(中学生で)2万円~3万円前後の授業料+年に3万円~5万円の管理費や設備費、教材費のうち、数万円はこのような「広告宣伝費」に使われています。
ご請求の内訳に「役員給与代」「広告宣伝費」と謳うわけにはいきませんから「設備費・管理費」と謳っているのです。

残念ながら室長や講師の給与アップにはつながっていません。
「いや、そんなことはない、教室のカーペットやエアコンなど、うちの子が通っている塾は数年に1度新調している」という方はおそらく皆無でしょう。
もし本当に設備費や管理費であるなら開校して10年~15年経っている教室に対し床のカーペットやエアコン、壁紙などを新調するはずです。

もし今、お子様が大手の塾に通っているという方は機会があったら聞いてみたら良いです。室長に。
「こちらの教室は開校して何年ですか?」と。
「12年目になります」「15年目になります」と答えが返ってきたら床のカーペットを見てみましょう。
最近新調し綺麗だったら設備費・管理費を教室のために使っている、まっとうな会社(塾)です。

私が最初に勤務した大手個別指導塾のある教室では開校後20年経っていて、壁紙も床のカーペットも生徒が勉強するパーテーションもボロボロでした。
パーテーションに至っては「穴が開いている」「色落ちがひどい」状態で、清潔感のかけらもありませんでした。
初めて教室にいらっしゃった保護者と生徒がドン引きするレベルでした。
でも在籍している生徒さんの保護者の方からは「管理費」「基礎教材費(教材費とは別)」「オリジナルテキスト代」と授業料に上乗せをして請求がかかっていました。

ある日、一人のお母様から「室長、私たちが払っている諸経費って何に使われているのですか?」と聞かれたことがあります。
答えに苦しんだことは言うまでもありません。
でも正直に伝えました。
するとその方は、お客様相談センターに電話して聞いたそうです。
でも回答は核心に迫るものではなかったと。
大手塾では良い、悪いではなく、このようなことがあります。
そんなことはわかっているし、それも含めての安心料だ。なんとも思わないという方はスルーしてください。

ここまで内側を書ける人は多くはないでしょう。
これは良い、悪いではなく、仕組みとして「こうなっています」という話です。
得体の知れない諸経費を説明する時には「性格診断テスト費です」「単元別診断テスト代です」「コピー代です」と、苦し紛れの説明をしていました。
当時、すごく心苦しかった記憶があります(今でも残っている室長たちは同じ想いをしているはず)。
そして年に一度の全社員の集まりの会で社長が「海外進出するのに金がいるんだ」と言ったのです。
12年連続2桁成長!と大々的に世の中にアピールしている時代に。
私はこの瞬間「こんな会社辞めてやる」と決意したのを覚えています。
2012年ごろの話です。

話を戻しますと、皆さんはせっかくお支払いする授業料、諸経費(設備費・管理費などなど)はどこに使ってほしいと思いますか。
お世話になっている講師や室長、「その教室」のために、「その教室のスタッフのために」使ってほしくはないでしょうか。

さらに話を戻して、年間費用で塾は比較しましょう。

A塾 中学3年生の年間費用(講習会もすべて含む) 50~70万円 内申+0・偏差値+1・学年順位+3位・志望校不合格
B塾 中学3年生の年間費用(講習会もすべて含む) 50~70万円 内申+3・偏差値+5・学年順位+15位・志望校合格
C塾 中学3年生の年間費用(講習会もすべて含む) 40~50万円 内申+0・偏差値+1・学年順位+3位・志望校不合格
D塾 中学3年生の年間費用(講習会もすべて含む) 40~50万円 内申+3・偏差値+8・学年順位+20位・志望校合格

A塾、B塾は大手の塾ですね。諸経費の上乗せが大きく、講習会費もそれなりにかかっています。
コスパが良かった、入れてよかったと思えるのはB塾でしょう。
お子様の担当講師が、前回記事で書いた「エース講師、または準エース講師」に当たっていれば志望校合格もでき「塾選びも失敗しなかった」と思えますよね。
A塾は問題です。
この中で最もお金をかけての不合格ですから。
A塾のような塾に入れないために、後悔しないために私はこの記事を書いています。
後悔しないためには「名前だけで選ばず」「看板だけで選ばず」、皆さんが自分の目で「見極める」ことです。
講師の挨拶がどれくらい徹底できているか(前回記事より)で見分けましょう。

C塾、D塾は個人塾もしくは中小規模の塾です。
費用が安価です。
皆さんが選ぶのならどちらが良いでしょうか。
圧倒的にD塾が良いですよね。
コスパ最高塾です!
B塾より成果を出しています。
塾選びとして「大当たり」と言えます。

D塾のような塾はないと思うでしょうか。
いやいや、あります。
今まで私が勤務したどこの地域でも存在していました。
悔しいですが、「コスパでこの塾には敵わない」と思いました。
個人塾でも中小規模の塾でも室長がしっかりしている塾は講師もしっかりしているものです(アルバイトの大学生でも)。
D塾は、いわば「隠れた実力校」なわけですが、これをご自身の目で見て、室長を見て、選ぶことができれば「失敗しない塾選び」になるのではないでしょうか。
もうお分かりだと思いますが、私たちミチテクが目指しているのがこのD塾なのです。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

★今日のポイント★
塾選びはコストパフォーマンスで選ぶべし、年間費用で比較すること
大手ならB塾、個人塾・中小の塾ならD塾を探すべし

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学習塾MititeQ千葉みなと教室
室長 高松隆行

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